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あの日から毎晩、貴方は部屋にやってくる。
他愛もない話をしながら、いつの間にか聞こえる寝息に、少しの寂しさと安心で瞳を閉じる。
あの日から、どんなに一緒に眠っても、僕の心は素直で…
貴方の寝息は残酷。
それでも毎日僕の所にやって来る貴方…
一人になりたくないんでしょう?
寂しがり屋な貴方だから。
誰かと一緒じゃなきゃ眠れないんでしょう?
今まで隣に天使がいたから。
寒くなり始めた季節に貴方の愛が終わって…
貴方と眠るようになって…
貴方に嘘をつき続けて…
もぅ雪のちらつく季節。
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