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さて、
かくして今、俺の目の前にいるのは 小さな小さな女の子。
あ、身長がね?
思わずより目になりそうな程の至近キョリにあるほっそい指は プルプルと背伸びしてようやく維持できてるみたい。
あ、なんか可愛いな。
でもって……
なんだろ。この子は何をしているんだろう。
一回その人差し指の先を追ってみる。、、、、、何もない空だった。
「ちょっ!!あんたょっ!!あんたをさしてんのっ!!!」
つかれたのか背伸びをやめ、そのかわりジタバタと暴れる少女。
やめなさい。皆が見てますょ。
あ、ヤベ。同じクラスの山口さんだ。変なとこ見られたな-…。
「ききなさいっ!!!」
「グホァッ!!!!!?」
突然腹部に強烈な一撃……っ…。ゃ…ば…ぃ……ゲェ…。
「てっめ、、、、何すんだょっ!!」
こっちは初対面だぞっ!?
「あんたが私を無視するのがいけないのょっ!!!今言ったこと、ちゃんと聞こえてた?」
なっ…何様だコイツッ!!!!
ガキのくせして生意気なっ!!!!
てゆーか…
「言ったこと…?」
って、なんだっけ?
「も~っ!!じれったぃわねっ!!!耳ないの?!そんなに下等なの?アンタッ!!!」
ぅわ ぅわ ぅわ。
何キャラですか…
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