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2年C組
「アヒャヒャヒャヒャッ!!!!」
「…うるせーょ角田…」
「だってだって、しゅうのその顔っ!!ヤベェ笑える!!!アヒャヒャヒャッ!!!!来しー!!」
俺の目の前で、人の顔を見ながら大爆笑という最低行為をおかしているのは 一応 親友だった角田 重。だった、つぅのはこんなヤツ最早、友とも思いたくないからだ。
「でもすげぇょなっ!星原 ゆづゆ。いやー、前から可愛い一年女子としてマークはしといたケドさ?会ったとたん殴られたんじゃかなわねぇーよな? ある意味ぃぃ体験だって しゅう!アヒャヒャッ!!」
「どこがいいんだ、どこが」
おかげで俺の左頬は見るも無惨な姿に腫れ上がってしまったといぅのに。
今、向 腹をかかえ、笑っている角田に殴りかかってやろうかと思ったその時、後ろから清らかな声が響ぃた。
「ねぇ、秋八くん」
「っ!!!」
反射的に振り向き、そこにいたのは、、、あぁ、やっぱり。愛しの山口さん。
おだやかなタレ目といい フニャッと微笑んでいる唇といいサラッサラのショートヘアーといい、
あ゛~もぅ、なんて可愛いんだっ❤
「秋八くんさ、、、。朝、小っちゃぃ女の子と校門とこいたでしょ?」
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