彼女の異常な食餌

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 ふと真白が手に持っている皿に目がいった。皿の上にはバラ肉にミンチ、骨付き肉にどこかの内臓と、焼き肉のオンパレードだ。  野菜も食べたら? 栄養もあるし? 「だってお肉が好きなんだもん」  真白は口をとがらせて、拗ねたように言った。  かわえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 真白がかわいいから許す! 「へへへ。ありがと」  どういたしまして。今日は何の肉を食べてたの?  この質問は僕たちの間では大して意味はない。でもまあ、一応は気になるでしょ? こんな場所で美少女が隠れて何を食べているかって? 「あれ」  彼女は部屋の隅を指した。そこには……、
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