黒猫、転校する

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髪は尋常じゃないくらい長くてボサボサ、顔も前髪で隠れていて全く分からない…おまけに眼鏡までかけてる始末… ついこいつを見てオタクなんて思ってしまったのは仕方ない そんなことを思ってると、理事長がオタクを起こし始めた。 理事長の肩越しから見たこいつは、首を振ってぐずっていた。一瞬可愛いと思ってしまった俺は明日にでも眼科に行こうと思う。 そして、起こすことを諦めたのか理事長はこいつを手渡してきた。 俺は渋々こいつを受け取り理事長室を後にした。 そんなこんなで、俺は今こいつを抱きかかえて教室に向かっているところだ。 おっと、そんなこと言ってるうちに教室に着いちまった。 飛「はぁ…起こすか…」 飛「おい、起きろっ」 ~飛鳥side end~
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