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近頃はTVが一家に一台は
当たり前。最早、TVの
存在しない家など殆んど無い
と言っても過言ではない時代だ。
そんな時代に生まれた我々は
今やTVを通じて、世界中の
出来事、災害情報や娯楽情報、
戦争や政治問題などの事柄に
容易く触れる事ができる。
しかし、多くの人達が危惧する
ように、TVは実際に起こって
いる出来事を、自らの中で
虚像化させてしまう効果を
持っている。
それは、現実を現実だと
認識出来ないということ…
結局、何かを媒介としての
情報伝達では、その情報の
伝達に齟齬が発生してしまう
ということだ。
であるから、自分が今、
実際に其処に行って感じる
情報量と、自宅の居間で
観て得る情報量には、
実質的な差があることは
明白だ。
此れは雲泥の差と言っても
良いだろう。
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