だだ、俺だけを…

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「じゃぁ、逆に絵梨ちゃんはどうして俺の名前を知ってるのかな?」 臨也が、絵梨に顔をかなり近づけ訊ねた 『えっ!! …それは……』 絵梨は、質問の答えに焦った 「あっ、わかったぁ! シズちゃんから聞いたんでしょう♪」 臨也の答えは、図星だった 『そうだよ。もういいでしょう離して』 絵梨は、自分の手を握ってる臨也の手を振りはらそうとした すると、 【ぎゅっ】 臨也の手に力が入った 「嫌だ♪」 臨也は、絵梨との顔の距離を変えずに言った
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