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「湊、はい」
「……ん?何、これ」
「高潔石(コウケツセキ)って言うんだ、御守り代わり…今日着いて来てくれた御礼」
「あ……りがと、そんで何を買ったんだ?」
「……湊は、知らない方が良い」
「はぁ!?んだよ気になるじゃんかよ!」
こうして、俺と秀一のデート(になってたか分からないが)は終了した。
何か気になるが、秀一が無表情なのに笑うから何も言わない事にしとこう。
―☆―
「おや、高潔石じゃないか」
「雅也さん知ってんの?」
秀一は、用事があるらしく俺一人で帰ってきた。
雅也さんに秀一から貰った高潔石を見せたら珍しそうにしていた。
「おや、もしかして新宿まで行ったのかな?」
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