一目惚れ

4/7
前へ
/115ページ
次へ
なんやかんや話をしながら歩いていると学校の校門にたどり着いた。 相変わらず女子の視線を集めながら 「しかしまあ。また同じクラスだといいな」 聖夜がニコニコしながら言う。 「だな」 風はそう言っているが内心は嫌だった。 一年生の時は聖夜といると色々と大変だったから。 女子から邪魔みたいな顔されたり、聖夜と比較されたりだとか大変だった。 そんな事を考えていると目の前に沢山の男子の集団がいた。 「なんだ!?」 聖夜も驚いている様でそれほど多い人数だ。 「ついに聖夜は男子にも手を出したのか」 そんなこと言いながら風は聖夜から少し離れた。 「違うから!」 だろうな
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加