1章 ~君に出会った~

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「おはよう」 「おはよう、いよいよ、高校生ね」 「うん、第一志望のとこにしかも首席で合格したもん、必死に勉強したかいがあったよ」 「毎日遅くまで頑張ってたもんね、美咲は」 「首席だから、授業料免除だし、お母さんたちにも迷惑かけてないからあたしもうれしいよ」 「そんなこと気にしなくていいのに。それより美咲の挨拶楽しみにしてるわ」 「うん」 母親となにげない会話をしながら朝御飯を食べる。 「さて、最後の確認するために早めに学校にいくね」 「わかった、気をつけていってらっしゃい」 食器を流しに片付け、必要な荷物を持ち、くつをはきドアを開ける。 「いってきまぁす」
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