目覚める太陽

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「涼子ォ! 早く早く!」 「分かってるわよ……」 階段を駆け上がる二つの人影。 ガララッ! 教室のドアを勢い良く開けた少女は開口一番こう言った。 「すいません! 涼子が寝坊して遅れました!」 (今朝も五月蝿いなぁ) そう考えたのは俺一人じゃないはずだ。
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