眠る満月

4/7
前へ
/25ページ
次へ
校庭に白線で魔法陣を描く。俺のオリジナルだ。 「これさ……」 麻衣が静かにつぶやく。 「いつまで続けようか?」 「……そうだな。俺か、お前が飽きるまでだな」 「私は……まだ足りないぐらい」 「俺もだ」 描き終わった。さて、儀式を始めよう。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加