眠る満月
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校庭に白線で魔法陣を描く。俺のオリジナルだ。 「これさ……」 麻衣が静かにつぶやく。 「いつまで続けようか?」 「……そうだな。俺か、お前が飽きるまでだな」 「私は……まだ足りないぐらい」 「俺もだ」 描き終わった。さて、儀式を始めよう。
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