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午前の授業は難無く終わった。待望の昼休みだ。
「マサ、私焼きそばパンね！ ほらダッシュ！」
「私……メロンパン……」
「焼きそばパンと、え、メロンパンなんてあったか……？」
文句なんて言ってる暇は無い、購買のパンは戦争だ。
「よう、マサ。お使いかい？」
「うるせー」
並走してきたコイツはジン、クラスは別だが何かと相性がいい奴だ。
「今日のお姫様たちの昼食はなんだい？」
「何がお姫様だ」
「おや、違うのかあ」
「違えよ……パンをご所望だとさ」
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