記念日とか普通に忘れちゃう

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「……」 手に持ってる缶ジュースを見てみる。 「……チューハイ……」 はいお酒でした。バッチリ表示されておりました。 「さ、酒じゃないかこれ!?春風!!またお前は懲りもせずにこんなもの持ってきて!!」 「な、なんだよ……怒んなくたっていいじゃん。家にあったのを適当に持ってきたの。気付かなかったんだからしょうがないじゃん」  く……反省も詫びもなしか。 でも俺も少し迂濶だった。過去に同じような体験があったじゃないか。せめて受け取る前に確認を済ませとくべきだった。 「これお酒なのぉ!?うーん……やっぱり未成年だから、こういうのはあまり良くないかもぉ……」  「全くだ。健全な少年少女には当然必要のないもんだからな」 缶ジュースから手を離す。別に今ここで罰せられるってわけじゃないけど、その辺の常識というものは弁えたい。 俺ってば真面目。 「真面目ぶってんじゃねぇよ純一。常識やルールってのは破るためにあるもんだぞ」 「キモ沢の言う通りさね。だから純一はいつまで経ってもチェリーボーイなんだよ」 チェリーボーイ全然関係なくね……!?  
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