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突然かかってきた母親からの一本の電話。
それは俺を動揺させるのには十分だった。
「もしもし。あぁ、母さん? 鷹夜だけど。……は? いや俺以外絶対出ねぇから…………じゃなくて用件は何なんだよ? 早く言わないと切るぜ。俺も暇じゃない。………わかったわかったちゃんと聞く」
余計な話を長々とした後、母親がやっと言ったのは、
『明後日旭ちゃんが鷹くんの所に引っ越すからね~♪』
の一言だった。
……………………はい?
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