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ヘッドフォンをつけて音楽を聴きながら帰ろうとしていた。
「はるだなぁ…」
俺の名前は結木蝶。
正真正銘の男だ。
「たいよーう!一緒に帰ろ!!」
「蜂…うるさいわよ。」
でかい声にうるさいなぁと思いながら振り向くとそこには幼なじみの輝月
蜂がブンブンと手を振っていた。
…って誰に?
と思い、振り向くと
「…、」
美少女がいた。
えっ?
なんだこの感じ。
ドキドキする、
「あっ!蝶じゃん!」
「…あ、蜂…よぅ」
やばっ…ぼけーっとしてたの蜂にみられたかも。
「…ちょう?」
「はっはははい!?」
思わずでかい声で返事してしまった。
「あっ!うん!こいつだよ。俺の幼なじみ!」
その美人さんはふーんというと、
「私、太陽。」
「たいよう…?」
「そう、花園太陽。隣のクラスよね?」
「え…あー、うん」
長い色素が薄めの琥珀色のストレートヘアーに琥珀色の瞳。
体型もスラッとしていてモデル体型だ。
「宜しくね」
「こちらこそ」
嗚呼ドキドキする。
これはもしかして恋なのだろうか。
(初めてだ…)
俺はかなわない恋をしてしまいました。
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