~第一章~

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 「また、一緒なクラスになれたらいいね。」 あ、そうそう。今日は大事なクラス発表の日でもある。  「うん、絶対由香里と離れたくないよ~!」 学校につき、教室に行くと黒板に氏名とクラス番号が書かれてある表が掲示してあった。 大勢の人の間から表を覗き込む。  「…………………私は2組。由香里は?」  「…………んっと、あ…私、1組。」  「えっ!?うそ!離れちゃったじゃん!最悪~!!」  「…ほんと、残念…。」 高校二年生、最初の日の出だしは最悪だった。
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