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指定された席に着く。
ガシッ
肩をいきなり後ろからつかまれ体がびくんと跳ね上がる。
「はい?」
ゆっくり後ろを向く。
「美優じゃん!一緒なクラス?まじ?やりぃっ!!仲良くしてねん♪」
そこには、中学の時にいつも一緒だった絵美(エミ)がいた。
「うわっ!ほんとだ!!高校でも同じクラス?腐れ縁だね(笑)」
「うわ、ひどっ!ここは感動の再会を喜ぶ場面でしょっ!」
「なにそれ~!!」
よかった。どうやら友達ができない心配はなくなった。
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