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冬弥は珍しく早起きしたので早めに大学に向かった
冬弥「あ~疲れた~」
「冬弥」
話しかけてきたのは同じ大学に通う七瀬彰だった
冬弥「あれ彰」
彰「最近由綺とは会えてる?」
冬弥「由綺忙しいみたいなんだ」
彰「最後いつ会ったんだ」
冬弥「四日前かな」
彰「その日の女神は誰だったの?」
冬弥「それは由綺だろ」
彰「気をつけないともう一人女神が突っ込んできたよ」
冬弥「うわあっ」
「冬弥」
マウンテンバイクに乗って冬弥に突っ込んできたのは幼なじみの河島はるかだった
はるか「冬弥散歩行こ」
冬弥「行かないテニス練習だったら付き合ってやるぞ」
はるか「じゃあね」
彰「馬鹿冬弥はるかの前でテニスの話しするなよ」
冬弥「ゴメンやっぱりあいつまだ」
「ごほっごふっ」
彰「どうした大丈夫か?冬弥」
冬弥「ちょっと風邪ひいたみたいであんま体調良くないんだよね」
「藤井君」
冬弥「あ、美咲先輩」
そこにいたのは冬弥の高校時代からの先輩の澤倉美咲だった
美咲「どうしたの?」
冬弥「ちょっと風邪ひいたみたいで」
美咲「大丈夫?何かしてほしいこととかあったら言ってね無理せずに」
冬弥「ありがとうございます。頼りにしてます」
美咲「お互い様よ」
冬弥「俺これから用あるんで失礼します」
彰「いいですね冬弥は」
美咲「なにが?」
彰「一人暮らしだからすぐ皆心配してくれる」
美咲「そうね、やっぱり一人暮らしって色々と大変よね」
彰「そうですね」
その頃冬弥は・・・・・・
冬弥「変な子にぶつかってしまった」
「っつぅっ」
冬弥「ゴメン大丈夫?」
「ちゃんと前向いて歩きなさいよ」
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