1話 士官

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それから何組かすぎて最後であるアランとマルクの出番がきた。 教官に呼ばれて二人は中央で向き合ったが・・・・、 教官「おまえ武器は使わないのか?」 と言われアランは何も武器を持っていないことに気づいた。 アラン「すみません。俺武器持ってません。」 アランの言葉に教官は今にもブチ切れそうになったが、 マルク「まあいいじゃないですか。誰かからか借りればいいじゃないですか」 というマルクの言葉に怒りを静めて、 教官「仕方ない城内の武器を貸してやる」 といってどこかからか普通の剣を持ってきてアランに渡した。 教官「よし時間を食ったが最後の組を始めるぞ。両者とも向かい合い構えろ」 マルクは刃の幅が広い剣を両手で構え、アランはテキトウに剣を構えた。 教官「はじめ!」
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