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ブォン!!
相手がぶっといこん棒を縦に振り下ろしたのをレオは軽々と横に避け、槍を横殴りに振った。
ドン!とレオの槍があいての脇腹に決り、相手も苦しみながら地面に埋まったこん棒を横に振ったが、
「遅い」
レオはひとことつぶやくよりも早く槍を相手の脳天にたたきつけた。
グシャッと嫌な音をたてて相手は声も上げず地面に崩れ落ちてしまいあっという間にレオの勝利が決まった。
レオの圧倒的な強さに周りから思わず感嘆の声が上がり、教官もうれしそうにしきりと頷いていた。
アラン「レオって強いなぁ」
レオの強さにアランはただた唖然としてしてしまった。
アラン「何でそんなにつよいんだ?」
レオ「一応自分も貴族の子だから。スチュワート家ほどではないけどな」
アラン「貴族の子ってみんなめっちゃ強いのか?」
レオ「人それぞれによるけど基本家柄が大きければ大きいほど厳しい教育を受けているだろうな」
アラン「レオは魔法つかえるの?」
レオ「いや、強いのはできないけどそこそこかな」
アラン「そうなのか~
レオ「マルクと戦うのが不安になったのか?奴の家は確か剣術に魔法を織り交ぜた戦い方をするはずだ」
アラン「いや別に不安になったわけじゃないけど、まあヤバいことは確かなんだ。頑張るしかないよな。」
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