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「では次に職業を決めたいと思います。一つ質問をするので答えてください。」
拓哉は少し安心すると、落ち着いた声で「はい。」と返した。
「魔法は好きですか?」
「どちらかと言うと好きです。」
「解りました。後はあなたのスキルや心を読んで職業を決めますので、一旦眠りから覚めて貰います。2時間後にでも来てください。」
「え?もっと寝てた……」
拓哉は強制的に眠りから覚めさせられた。
既に授業が始まっていた。
「よお。起きたか。今日は早かったな。」
駿がそう言うと、周りがクスクス笑いだした。
すると拓哉は皆に語りかける様に叫んだ。
「わ…笑うな!!そんな事態じゃないんだよ。お前らも寝てみろ!夢が普通じゃない!!」
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