5人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし一人の生徒が拓哉を馬鹿にする様に話した。
「夜寝るから焦んなって。」
「ちっ…」
拓哉は舌打ちをすると、教科書やノートを机に出し、黒板に書かれている内容を書き写した。
「拓哉…」
雄一は小声でそう言うと、拓哉の様にうつ伏せて、そのまま眠りに落ちた。
すると今度はさっきと違う生徒が雄一を馬鹿にした。
「佐藤も寝たぞ。信じんなよ。はははは…」
と、そこにＨＲ委員の樋渡が注意をした。
「授業中だぞ、睡眠何かの事で騒ぐな。」
「わ…悪い…。」
その生徒はすぐに前を向いた。
「雄一…信じてくれるんだな…ありがとう。」
拓哉は独り言をつぶやいた。
最初のコメントを投稿しよう！