3人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
?
俺は走り出した…そして、学年室おくりという未来予想図ができあがっていた。
はずだった…
やばい。
おれの未来予想図をはるかにこえる出来事がおこっています。
もしや…俺は迷子では…
走っても 走っても おれの手形にたどりつく。
軽く 2キロは 走ったぞ…おかしい
冷静になり、いつもの俺はどうするか考えた。
「…そうだ
どうせ いまから行っても遅刻だ。なんとか家にかえって、風邪ひいたことにしよう…。」
いつもの俺は開き直っていた…OTZ
昔ながらの 悪知恵をおもいだし、今まであるってきた道をひきかえす…
意外にも 並木通りをぬけ、建物がみえた。
そう…なぜか、入学式の看板をかかげた (私立高校) 八名高校。
『お、俺の高校…は?なんで?』
おどろいてる暇はなかった。
あと、3分で入学式がはじまる時刻。学校の時計は7時57分をおつたえしていた!
とりあえず、体育館まえのクラスの列の最後尾にもぐりこむ。
俺のクラス?そんなの知らない。
式は式でのりこえる『今のことだけ考える』それが俺の生き方だ✨
そして 入学式が始まった…
俺のすべての始まりはここにあった…
next
最初のコメントを投稿しよう!