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「お父さんお父さん」
「ん?なんだい蓮護」
「ぼく、お父さんがなんのお仕事してるのかしりたい!」
「そうか……どうしてだい?」
「学校のみんながみんなのお父さんがしてるお仕事のはなししてたから……ねぇおしえてよ~」
「……お父さんはな、蓮護やお母さん、蓮護のお友達、みんなを守るお仕事をしてるんだよ」
「わぁぁぁ。お父さんすごーい!ぼくも大きくなったらお父さんみたいになる!!」
「そうか!?蓮護ならなれるさ。なんてったってお父さんの子だからな」
「うん!」
家中に響く親子の笑い声。
蓮護 6歳
ある日の光景。
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