不可思議。

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不可思議。

かえりてーんだけどよぉ!なぁ? 若いギャル男がいきりたつ。 だまれ。 サラリーマン風の男が銃を向けて小さく呟いた。 さっきからグズってた女が更に鳴き始めた。 どれだけ車を走らせたのだろうか。 一時間。いや二時間か。 広い広場に着いた。 降りてみると、そこには20歳~30歳ぐらいの男女が200人ぐらいいた。 どうやら自分達が最後らしい。 列に無理矢理並ばされると正面にある台にえらそーな奴が立ち始めた。そして話始めた。 ここに集まった奴らは無職ニートで社会に迷惑をかけ、負しか生み出さない奴らだ。 居なくなっても構わない。 もちろん死んでもなにも害はない奴らだ。 勇気もなく、コミュニケーション能力もなく、非現実に逃げる脳しかない奴等。 しかし、我々国はそんな奴らにもチャンスをやることにした。 力で成り上がるか、頭で成り上がるか。 そのチャンスをやる。 どう使うかは自由。 袋には200万と拳銃と実弾が入ってる。 よく考えて使うんだな。 しかしなにもかも自由にしてしまったらこの企画がなりたたない。 制限をつけさせてもらう。 24時間以内に1発銃を必ず打ってもらう。 この発信器をこれからずっと足首につけさせてもらう。 以上だ。 といいえらそーな奴が壇上から降りた。 袋を渡された。 何がなんだかわからないままに…。
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