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そっ、そうか……!
外にいるという偽物の私は眠っているんだ。
そう考えれば確かにメールなんて打てるわけがない。
翼君が私を疑うのも当然だ。
でも……それなら私は一体どこからメールを打っているのだろうか?
考えろ。
考えるんだ。
ここはどこなの?
確かこうなる前に、急に目の前が暗くなって……その後衝撃が走った。
それはまるでどこかを転がっている様な感じの。
ん?
転がる? そして暗い?
――!!
もしやこれって……。
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