気楽なK/魂の往く先

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「あ、気がついたかい?」 後ろの方から女性の声が聞こえる。男性が振り返るとそこには…少なくとも男性が知っている常識の中では『奇抜』としか言いようのない服装をした赤い髪をした女性が欠伸をして立っていた。見た目的には恐らく20代前半といった所だろうか 「起こそうとしたけどなかなか起きなかったからさ、アタイもつい寝ちゃったよ~」 笑いながらそう言う女性を見て、男性はユーモアのある女性だと感じた。大阪にいるであろう自分の娘のいい勝負なのではないか?
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