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殺戮と光悦
目の前一面には積み重なった人
人人人人人人人人人人人
正確には人だった、と言うべきかも知れない
そこにあるのは単なる有機の固まりに過ぎない
いずれ死の匂いがあたりを立ち込めるだろう
誰がやったんだ?
正気の沙汰じゃない
だが彼の手には人の肉を切る感触が色濃く残っていた
拭いきれない血の香り
だが彼は絶対に認めない
もしかしたら他のやつがやったのを俺に罪を押し付けるたのかもしれないきっとそうだ
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