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「シズちゃーん、ひまー」
「知るか」
「シズちゃん冷たーい!愛しい恋人が暇で暇で仕方ないって言ってんのにー」
「……」
「あ、無視??無視するんだ~。ひどーい、シズちゃんサイテー」
「うっせぇよ,少しは静かにできねぇのかよ」
「だってシズちゃんが無視するんだもん」
「……」
「ほらまた無視したー」
「てめぇがしゃべんなきゃいいんだろうが」
「そしたら、シズちゃん余計構ってくれないじゃん…」
ぎゅぅう~~
俺に抱きついてきたイザヤを可愛いな、とか思いますつつ軽く抱きしめた。
「せっかくシズちゃん家きたのに、シズちゃんかまってくれないんだもん…。
淋しいじゃん、悲しいじゃん、かまってよ、シズちゃん…」
本当に悲しそうに言う、最初は演技だと思っていたのだが、俺を見上げたその顔は今にも泣きそうだった。
そんなイザヤの額にキスをする
続けて頬、鼻先、唇、首筋と下におりていく。
「ん、……シズちゃん…?」
「かまってほしいんだろ?」
「そーゆー意味じゃなかったんだけど…」
まぁいっか…
と、諦めたように言うそいつを座っていたソファーに優しく押し倒す。
「あ、ねーねーシズちゃん!」
「ん?」
「大好きっ」
…不意討ちだろっ
「勝った?勝った??」
嬉しそうに問いかけてくる唇を塞いで、愛してると呟くと、イザヤは真っ赤になって面白かった
「ばーか」
「言ってろ」
そしてまた口付ける
今度は深く深く…
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誰、お前ら(^q^)
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