小学生の妹

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俺「……えっとぉ、」 これ以上の衝撃は無いはずだ。あってたまるか。 とりあえず、歌詞どうりに書くとしよう。 どれどれ、パートが分かれてるのか。これは本格的だ。 『女子:先生!腐女子が男子を変な目で見てきます!』 俺「アウトおおおおおっ!?」 妹「!? どうしたの!?」 どうしよう。一列目で突っ込みどころ満載で心が折れそうだ。 でも見ると決めた以上、貫き通す! 俺「なんでもない!何でもないのさっ!」 さあ、さっさと読むんだ俺。とりあえずこんな調子じゃ先に進めないから歌詞を書くとしよう。 『女子:先生!女子が妄想界から帰ってきません!  男子:うるさい!黙れ!平常心を乱すな!     男子女子男子女子で交互に並べ!』 うん、まだここまでは大丈夫だ。 はっ!俺だってそう簡単には突っ込まないぜ! 安いこんな歌なんか聞き流しゃぁ―― 『女子:先生!腐女子が〝弱冠〟女子より多いです』 俺「もうどこからツッコみゃいいんだよ!?」  歳が若いという意味にしろ男性二十歳の意味にしろ、〝弱冠〟の意味は当てはまらないし。 〝弱冠〟と〝若干〟は読みは同じでも意味は果てしなく違うと教えたい。 こんな一日の締めでした。 ちなみに、サビは『男女男男女男女(腐ー☆腐ー☆)』でした。
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