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端から見れば、何処かの英国貴族の人物かと思う程の容姿に整った顔立ち
艶のある黒髪を前髪だけん後ろへと流し古風な黒服を上品に着こなす、その顔には優しくて安心する笑み
『青森、肩車っ』
『ふふ…。はい、陽斗様』
幼い赤毛の子は
その黒服を着こなす、金持ちの家なら必ずいる執事に肩車をされながら長い大理石の廊下を進んでいく
『青森ー。光はぁ?』
『光様は式場ですよ』
『何やってるの?』
『色々と各会社とお話と、今日の式場の確認をされております』
そう事細かに流れるように青森は肩に乗っている俺に伝えると、「肩車、楽しいですか?」など俺に関する事を俺に質問する
その質問に、的確に答えていく幼い俺に下にいる青森は細く優しく笑った
長い長い大理石の廊下を歩いていくと、一つ大きな扉の前に着く
幼い俺も青森の肩からスルリと滑り降り扉の前にと足を出す、青森も俺に続いて足を出すと幼い俺の身長では届かないドアのぶに触れ、その大きな扉を開け放った
扉を開け放ち、一歩中に入るとキラキラと輝き吊されている大きなシャンデリア、丸型テーブルに飾られた料理や花達
どれもみな、キラキラと輝いていて素敵だった
そして、その中にいるある人を見つけた
『光っ!!』
、
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