1

2/5
775人が本棚に入れています
本棚に追加
/549ページ
朝小鳥のさえずりで目を覚ます。 訳はない。 普通に目を覚ます。 「ふぁ~~」 まあマンガとかなら、あるかも知れないが実際はそんなもんじゃない。 そんなアホらしい事を考えながら、服を着替えてリビングへ向かう。 机の上を見てみると普通の朝ご飯が準備されていた。 僕の家は金持ちでもなく貧乏ってほどでもなく普通だ。だから父さんは仕事に行っていていない。母さんもアルバイトしているから、朝はいない。 だから朝は普通は一人だ。 そんな事を考えていると、そろそろ学校に行かなければ行けない時間だから、カバンをとり家を出た。 「今日から高校生かぁ~…」 今日は僕が通う事になった学校の入学式だ。
/549ページ

最初のコメントを投稿しよう!