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ある森の入口に歩く2人の人影が見えた。1人は何かに包んだ物を抱えていた。
「この辺でいいんじゃないか?」
「えぇ…本当にこの子を?」
「あぁ。しょうがないだろ?それに死ぬと決まった訳じゃないんだから。」
「えぇ…カイ元気に育つのよ。」
女性の方は森の入口の大きな樹に布に包まれた子を静かに置いた。
その子の首には透明の羽根の形のペンダントがかけられていた…
2人は街の方へと消えていった。
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