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まただ……
ルートは俺の言葉を待たずにどこかへ行ってしまった
…なんで？聞こえなかったの？
一緒に菊のところ行きたかったのに…
俺はガックリとさっきよりも肩を落として、トボトボと菊の家へ向かった
『ダンダン…』
｢菊ぅ、俺だよー!!遊びに来たよー!!｣
菊の家についた俺はインターホンがない為ドアを叩いて菊を呼んだ
するとパタパタと可愛い音が中から聞こえてきて、ドアが開けられ着物を着た小柄な青年、菊が出てきた
｢フェリシアーノ君、よくいらっしゃいました。さ、お上がりください｣
人の良い笑みを浮かべる菊にいくらか癒されつつも、中に入れてもらうと俺達は二人でこたつに落ち着いた
｢ヴェー、ぬくぬくだぁー♪｣
｢暖かいですね｣
．
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