2人が本棚に入れています
本棚に追加
月が光ってる
紫の夜のキャンバスに
僕の視線は届いてるのかな?
月は僕を知らないのに
僕は月を知っている
今日もまた月を見ている 膝 抱えながら
風が揺らしてるカーテンの向こう側
散りばむ街の灯り
眠る事知らずに
息する事も忘れ動いてる 僕の時計はゆっくりと動いて
流れゆく街の灯り目の中に映る
何も無いこの部屋の中
煙草の青い煙と
珈琲の香り
交じり合い
広がり流れてる
僕はまだ膝を抱えたまま
手を伸ばせば届くのかな?
あの遠い月に ため息ひとつ
月を見上げる
絶望と希望の間で
悲鳴をあげる
僕の
心
ずっと
ずっと
誰かの
温もり
探している
最初のコメントを投稿しよう!