Moon

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月が光ってる 紫の夜のキャンバスに 僕の視線は届いてるのかな? 月は僕を知らないのに 僕は月を知っている 今日もまた月を見ている 膝 抱えながら 風が揺らしてるカーテンの向こう側 散りばむ街の灯り 眠る事知らずに 息する事も忘れ動いてる 僕の時計はゆっくりと動いて 流れゆく街の灯り目の中に映る 何も無いこの部屋の中 煙草の青い煙と 珈琲の香り 交じり合い 広がり流れてる 僕はまだ膝を抱えたまま 手を伸ばせば届くのかな? あの遠い月に ため息ひとつ 月を見上げる 絶望と希望の間で 悲鳴をあげる 僕の 心 ずっと ずっと 誰かの 温もり 探している
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