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「あぁっ!!!!……んっ」
事務所から帰ると、直ぐに女の家に直行した真人は、いつものようにその女を抱いた。
「…ねぇ真人……」
「ん?」
着替えていると、女が声を掛けてきた。
「……私たちって付き合ってるの?」
「ハッ、何だよそれ…。そうゆうの言わない約束だろ?」
「でも………私たち愛し合ってるし。ねぇ」
上目遣いで見てくる女に、真人は壁を思いっきり叩いた。
―ダンッ!!
「ヒィッ…」
「お前みたいな尻軽女、誰が彼女にすんだよ?直樹ともヤってんの知ってるんだよ!!それを無視してこうやってんのに……もうお前いらない」
「…ま、待って!!直樹とは別れるから。私、真人がいいの…真人としかイケないの」
そう言う女にニッコリと笑みを向けると
・・・・・
「さようなら」
真人は女の家から出て行った。
「また一人セフレが消えたー。体の相性だけは良かったんだけどな…。」
そして夜の街へと消えていくのだった。
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