人気者

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「人気者」 見上げると氷柱 そこには氷柱があった。 多種多様な太陽の中に 紛れ込んでいる たった一本の氷柱があった。 その氷柱を触ると 声が聞こえてきた 僕は言われるがままに その氷柱を塩漬けにした。 たった一本の氷柱で 世界は変わるのかもしれない 淡い期待を寄せながら 僕は氷柱に塩味がつくのを待った 夢のように素晴らしい時間。 多種多様な太陽の視線を 遠ざけてくれる氷柱は 僕にとって魔法のアイテム けどそんな時間は 長くは続かない 結末はいつも人気者 世界は何も変わらなかった
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