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芽依が首を傾げる。
あたしは芽依の肩を掴んだ。
「……っ!!!」
「感激して言葉も出ないって、有沢くん」
あたしは芽依の言葉に首を縦に振った。
すると稜くんが芽依に近づいた。
「唯の友達?」
「うん。あたし、山崎芽依」
「ザキちゃん、俺は葉月舜だよ!!ヤバイ!!ザキちゃん超可愛い!!」
「ごめん、山崎。ウザイけど悪いヤツじゃねぇから」
「大丈夫、分かってる」
芽依が稜くんと舜くんに笑顔見せてる。
あたしは笑顔で芽依に抱きついた。
良かった。
芽依、2人の事怖がるんじゃないかって不安だったんだよね。
あたしは芽依にギューッと抱きついた。
「唯?」
「どうやら唯、相当山崎の事気に入ったみたい。ずっと唯の友達でいてやって」
「もちろん!!有沢くんも、ずっと唯の彼氏でいてやってよ!!」
「当然」
2人の言葉に赤くなりながらも、あたしは笑顔だった。
「ゆーちん!!俺にも愛のハグ!!」
舜くんが両手を広げてる。
そんな舜くんの頭を稜くんが叩いた。
この度、わたくし吉岡唯に親友と友達が出来ました。
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