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その近くに天夜が立っている。
「我が能力とくと見たり!」
木々が燃え、倒れ始める頃、小梅も一緒に倒れた。
輝が支える。
「気絶…してるのか?」
「くくく…一つ良いことを教えてやる」
天夜が歩きながらそう言う。
「良いこと?」
明が聞き返しすと天夜はまたバン、という音の後一瞬で消え、明の目の前にいた。
身長差が40cmくらいあると親と子のようだ。
「能力は他の人の能力でなんらかの干渉を受け気絶、または死を受けた時その能力を失う。まぁ死ねば能力が無くなるのは当たり前だな」
自重気味に笑うのが恐い。
しかし説明によると小梅は傷を受けたわけではないから能力は失われてない。
「なるほど…」
緑茶を飲んだ。
瞬時に地面から槍、土の壁を出現させる。
しかし当たらない。
またバン、という音が聞こえる。
「面白い能力だな!」
「どうも」
すぐに二つを消し土で出来た巨大な手を出現させる。
天夜は包み込むようなその手を自ら手を触れに行く。
するとその場所から大きな爆発が起こる。
「我が能力は爆発だ!」
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