それは、普通の生活なの

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ここは鳴海町。何も変わったことがない普通の、美しい町だ。流れる川の水は綺麗だし、町の施設だって充実している。 ここは、自慢の町だ。 そんな素晴らしい町に住んでいる俺、香生弥生(かなりやよい)は今、幼なじみを待っている。学校に行くための待ち合わせだ。 それにしても、遅いな… 「ごめん、弥生くん!待ったよね…?」 「なのはが忘れ物するからだよ。今度は気を付けようね。…弥生、遅れてごめんね」 息を切らせながら走ってきたうっかり忘れ物少女。彼女は高町なのは。茶髪のセミロングの髪を両端で結んでいる。ツインテールってやつかね。彼女が我が自慢の美しい幼なじみの1人である。 もう1人はまたまた美しい(と言うより可愛い)少女。彼女はフェイト・テスタロッサ。長い金髪をツインテールをし、綺麗に靡かせている。相変わらず美しい。 「さっきから何をブツブツ行ってるの?早く行かないと遅刻しちゃうよ?弥生」 そうだった…。時間は…… 「ヤバ、もう8時30分じゃねぇか!なのは、フェイト、急ぐぞ!」 結局遅刻でした。
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