60人が本棚に入れています
本棚に追加
雷太「ううん、いいって、好きでやってることだからさ」
千雨「たく、お前、まだそんな主君だの家臣だの言ってんのか?」
タオルで頭を拭きながら千雨が言うと晴華の眉がキリッとつりあがる。
晴華「む、姉上、今のは聞き捨てなりませぬ。拙者は生涯雷太殿の家臣として生きていく覚悟がある。それを姉上は『そんな』と申されるか!?」
何処から出てきたのか、晴華は木刀を横一文字に千雨に切りかかった。
千雨「うおっと!!?……っぶね~、いきなり斬りかかって来るたぁいい度胸だ。相手になってやるぜ!!」
難なくそれを避けると千雨は晴華に突進していく。
………そこへ
ゴゴゴゴゴゴー・・・
???「ご飯の途中よ?な・に・を、してるのかしら」
天道霧恵(16)
四姉妹、長女
姉としての気品を持ち合わす最凶の姉。穏和な性格をしているがキレると恐い。とある人物にベタ惚れ中。
長いストレートの黒髪。←メッチャ美人
晴華「こ、これは大姉上!な、何をお怒りに!??」
千雨「そ、そうだぜ姉貴。何そんなに黒いオーラを出してんだよ!??」
霧恵「あら、オーラって何かしら?私はただあなた達にご飯を食べさせようとしてるだけよ?…ネっ!」
最初のコメントを投稿しよう!