夢の国

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緊張の時間は長くて、私は体を固くしたまま、花火が終わるのを待った。 「キレイだったね」 そうつぶやいた孝哉を振り向くと、突然唇がふさがれた。 ビックリしたけど、少しそうなるかもって期待してたのかもしれない・・・ でも、どうしていいかわからない。 振り向きざまだったから、体もひねったままだし。 この体制をどうしよう・・・ 迷っていたら肩を回され抱きしめられた。
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