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わたしはすぐに恐怖する
誰かが近くて話してる。
わたしを見てる、恐怖する
わたしのことを言ってる
邪魔だと思われてる
わたしの存在はいらないもの
そう見られてるんぢゃないか
って恐怖して、怖くて怖くて
わたしはどうしていいかわからなくて
わたしは信じれないから
人間は信じれないから
でもね
唯一痛みは裏切らないから
わたしはまた刃をわたしに向ける
わたしに刃の恐怖心はもうないの
むしろ高揚した気分になることがある
漠然とした喜びと悲しみに満ちた
わたしの赤い涙は綺麗なの
わたしみたいに歪んでなくて
純粋で汚さのない清んだ赤色
わたしはわたしの赤い涙が嫌い
でも赤い涙は安心するから好き
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