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虎「蓮次は返事が怖すぎるんだよ。 桃が怖がってるだろ」
蓮「なんや!! 別に怖がらそうとしてへんし!」
虎「それだよそれ。 いちいちデカイ声出すなよな」
虎次郎は髪を触りながら蓮次に次々と口激をする。
蓮「お前ええかげんにせぇよ! さっきからイライラする事ばっかり言いよって」
虎「俺は正論を言っただけだから!」
蓮「このやろ―!!」
蓮次は虎次郎に向かって拳を放った。
予想外の出来事に虎次郎は目を閉じて待っていることしか出来なかった。
虎「……えっ?」
蓮次の拳は虎次郎には当たらずに、目を開けると一人の生徒が拳を手で止めていた。
浦「いって――! 蓮次は力強すぎる」
浦正は痛さを楽しむかのように笑っていた。
蓮「ちょっ……離せや!」
浦「嫌だね!! 虎次郎と仲直りするなら離してやっても良いよ」
蓮「誰がこいつなんかと…」
浦「じゃあ離さない!!」
―――30分経過
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