離婚

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その瞬間だった。 女性「キャアアア!」 悲鳴が鳴り響く。 それを聞いて、相葉はそのキチガイが何かをしでかしたと把握する。 角から様子を覗いてみると・・・ ビチャビチャ 血! キチガイは無表情でレジの店員を刺し殺していた。 この時点で事態はより異常なものへと化した事が、相葉にはよく理解できた。 次々と逃げ出す店員達。 自分も逃げなければ命を奪われると、相葉も悟り逃げ出す。 だが・・・ 相葉「へっ?」 激痛が走っているわけではない。 しかし、『ヤバい事になっている』というのが本能的に理解できる。 朦朧とする意識。 何かつっかえるものが床にあるわけでもないのに、突然倒れ出す自分。 受け身をとる余力すらない。 そのまま顔面が床に直撃し、『液体』が当たっていると感じる。 それは血。 俺は刺されたという事。 どうして? いつの間に? なんてあっけない最後なんだろうか そして・・・この感覚。 何処か覚えがある。 なぜだか非常に懐かしい。 「・・・ぶりだな相葉君・・・は、『このゲーム』に因果が・・・しい」 「良ければ・・・しんでくれ、以前に比べれ・・・ステムや要素は格段に強化して・・・」 「殺すのも・・・力して戦うのも勝・・・ーム』なんだから、好き・・・だら良い」 「good luck、幸運を祈る」
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