第二章~犯人捜索開始~

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香霖堂を出て、霊夢は考える。 (多分1週間前に絵筆を買ったって人が犯人、もしくは共犯ってことになるわね。でも、霖之助さんが顔を覚えていないってどういうことかしら?あの人も一応接客業だから、お客さんの顔を忘れることはないと思うけど…) ふと顔をあげると、頭上を魔理沙が通過していくのが目に入った。 (魔理沙?…あっちは紅魔館の方角よね?また本でも盗みに…死ぬまで借りに行くのかしら?) 魔理沙の行動も気になったが、とりあえず霊夢は神社に戻ることにした。 落書き落としセットを置いてきたいと言うのもあったし、一旦情報を整理しようと思ったからだ。 (…なんかいつもの私らしくないな…、ま、いっか)
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