第二章~犯人捜索開始~

6/14
前へ
/205ページ
次へ
さて、サニーの一言で霊夢と戦うことになった光の三妖精だが… 「ほらほらほらほら!どうしたのよ!勝てる自信があって挑んで来たんでしょ!」 「ひいっ!」「ぎにゃあ!」「わーん!」 もはや霊夢無双である。 「勝てっこないわよサニー!ただでさえあっちは実戦経験豊富なんだから!」 「ぐぅ……!そうだ!ルナ!スター!」 「こんな時に何よ!」 「いいから!私の言う通りにしてみて!」 「……?」 霊夢は動きを止めた。 三人が集まって何かを話し始めたからだ。 (何する気かは知らないけど、今さら何したって遅いわよ!) と、いきなり三人が札を掲げる。 霊夢は目を疑った。 「!まさか!」 「そのまさかよ!スペルカード!」「光符!」「…えっと…『光のかくれんぼ』!」 一瞬札が強く光ったかと思った次の瞬間、三妖精の姿が消えた。 それと同時に音も消える。 「!?逃げた?いや…」 霊夢は辺りを見回す。 だが次の瞬間、 チッ。 「!」 弾がかすった感触に身を捩る霊夢。 (確か…光の屈折を操る奴と音を消す奴がいたっけ。なかなか厄介ね……)
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加