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さて、サニーの一言で霊夢と戦うことになった光の三妖精だが…
「ほらほらほらほら!どうしたのよ!勝てる自信があって挑んで来たんでしょ!」
「ひいっ!」「ぎにゃあ!」「わーん!」
もはや霊夢無双である。
「勝てっこないわよサニー!ただでさえあっちは実戦経験豊富なんだから!」
「ぐぅ……!そうだ!ルナ!スター!」
「こんな時に何よ!」
「いいから!私の言う通りにしてみて!」
「……?」
霊夢は動きを止めた。
三人が集まって何かを話し始めたからだ。
(何する気かは知らないけど、今さら何したって遅いわよ!)
と、いきなり三人が札を掲げる。
霊夢は目を疑った。
「!まさか!」
「そのまさかよ!スペルカード!」「光符!」「…えっと…『光のかくれんぼ』!」
一瞬札が強く光ったかと思った次の瞬間、三妖精の姿が消えた。
それと同時に音も消える。
「!?逃げた?いや…」
霊夢は辺りを見回す。
だが次の瞬間、
チッ。
「!」
弾がかすった感触に身を捩る霊夢。
(確か…光の屈折を操る奴と音を消す奴がいたっけ。なかなか厄介ね……)
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