おはようの隣り

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2時間くらい経過しただろうか。女の子がふと目を開け時計を見ると午後1時30分を少し過ぎた頃だった。 男の子の部屋に来てからお茶しか飲んでいなかったため、少しお腹が空いていた。 「お腹空いたな…なんか作っとくか。男の子が起きたら一緒に食べよっと」 女の子がベッドから起き上がって立ち上がろうとしたときだった。隣で寝ていた男の子から腕をつかまれる。 「…帰るの?」 うつ伏せで寝ているため、右目だけ女の子に向けて尋ねた。 女の子は腕をつかんでいる右手にそっと手を沿え優しく撫でながら 「お腹空いたから何か作ってこようと思ってた。大丈夫だよ、どこにも行かないから」 「…そう…ありがと…」 男の子が女の子の手を撫で返した後、クイッと腕を軽く引いた。 バランスを崩した女の子が、男の子の隣に女の子座りするようにペタンとベッドの上に座り込んだ。 「どのくらいお腹空いたか見せて…」 上着のすそから女の子の肌に触れようと男の子の手が伸びてくる。 「やっ…ちょ…だめ!」 女の子の抵抗虚しく、男の子の手は女の子の腹部に到達してしまい、少しずつ上へ上へと手が進んでいく。 「だっ、だめ…だって…ゃだ…」
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